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誤嚥リスクが高い「ムセ」

2023/5/22

こんにちは! 言語聴覚士の長浜です。

5月に入り、もう夏日の日が出て来ましたね。

私は、気温差が苦手なので、温かい飲み物を飲んだりと体調に気をつけています。

皆様も、体調にご自愛ください。

さて、今回は上手く飲み込めなかった場合に起こる「ムセ」について、お話していきます。

「ムセ」は嚥下機能が低下してきたサイン、誤嚥に繋がるものと思っている方もいるかと思います。間違いではありませんが、高齢者でなくとも食事の際にむせることはあります。しっかりむせることが出来ることで、気管に入ってしまった飲食物を外に出すことが出来るため、ムセ=誤嚥性肺炎のリスクが高い、というわけではありません。

強くむせる力がある方は、まだ誤嚥への抵抗が強く元気な方なので、慌てなくとも大丈夫な方もいます。

ただし、下記の「ムセ」には注意してください。

①飲食の際、ほぼ毎回むせる

②むせこみの時間が長い

③むせこみの力が弱い

④食べていない時にも、むせることが増えた

※特に④は注意です!唾液でむせている可能性があり、嚥下機能が大分低下しています。

気になる方がいましたら、訪問歯科では嚥下評価も実施していますので、お声かけください。

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