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スタッフブログ

入院して気づいたこと

20021/05/01

タオルを使った体操

こんにちは!

歯科衛生士の佐野です♪

寒暖差が大きい季節ですが、

皆様元気にお過ごしでしょうか?

本日は、私の入院体験談をお話ししたいと思います。

実は去年の大みそかから3週間ほど入院生活を送っていました。

 

入院してから数日、絶飲食となり、

毎日食べたいものに思いをはせ、過ごしていましたが、

ご飯が解禁されたある日、おなかがすかないことに気づいたのです。

 

入院してからというもの、活動量が減り、ベッドでごろごろする日が続きました。

 

いままで、在宅で患者さんにお会いした時、

『あんまりおなかがすかないの』とおっしゃっていたことを思い出し、

【患者さんと同じ体験をしている】ことにも気がつきました。

それからは日々、退院したら患者さんに提供できることを考え、

嚥下体操や、全身体操などたくさん調べて、自分でもやってみました。

少しの体操でも、おなかが動くことが分かり、徐々に食欲を取り戻すことが出来ました。

改めて、患者様に寄り添える気がする今日この頃です。

今回は、食前に私が行っていた体操を載せておきます!

 

01. 姿勢
まずは、姿勢を整えて座り、全身の筋肉バランスを整えます。

02. 深呼吸
鼻から吸って、お口から吐きます。長く息を吐くようにしましょう。
嚥下体操を始める前に、気持ちや緊張した筋肉をリラックスさせます。

03. 首の体操
嚥下に関係する筋肉は、首に多く集中しています。
筋肉をゆっくり動かして筋肉をほぐすことで、食べる準備を始めます。

04. 肩の体操
息を吸いながら肩を引き上げて、スッと力を抜くように息を吐きながら肩を下げます。

05. 口の体操
お口の周りの筋肉をほぐし、動かすためのトレーニングです。

  大げさにお口を動かしましょう。

06. 頬の体操
お口の中に空気をため、ほほを内側から膨らませる筋肉のトレーニングです。しっかり噛むために、また、食べこぼし防止や、鼻へ食べ物が流れ込むのを防ぎます。

07. 舌の体操
食べること、そして発音をするために欠かせない舌。

  右左、上下、一周くるっと動かします。

  咀嚼時、嚥下時の舌の動きを保つことができます。

08. 発音練習「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、唇や舌を動かします。唇、舌の動きを目的別にトレーニングします。

09. 咳ばらい
誤嚥した際に、むせるためのトレーニングです。
やりすぎてしまうと喉を痛めることもあるので2~3回程度で構いません!

         ぜひ、やってみてください!

 

 

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